福山市案内

福山城

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福山城は徳川幕府から西国鎮護の拠点として,譜代大名水野勝成が元和5年(1619年)備後10万石の領主として入府し元和8年(1622年)に完成した城で、江戸時代建築最後の最も完成された名城としてたたえられていました。
また伏見櫓は築城の際に、京都伏見城の「松の丸東やぐら」であった遺構を徳川秀忠が移建させたもので白壁三層の豪華な姿に桃山時代の気風が伺えます。
歴代の藩主は、水野家5代、松平家1代、阿部家10代と続き廃藩置県に至るまで福山城が藩治の中心でした。JR福山駅の目の前に位置し、駅のお城としても有名です。
https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/site/fukuyamajo

鞆の浦と仙酔島

鞆の浦と仙酔島

福山駅から南へ14kmの瀬戸内海沿岸のほぼ中央に位置する鞆の浦。古くから潮待ちの港として栄え、万葉集にも詠まれています。また、日本で最初の国立公園に指定された瀬戸内海を代表する景勝地の1つです。波穏やかな瀬戸の海に仙酔島や弁天島がぽっかりと浮かぶのどかな風景は心洗われます。
江戸時代には北前船の寄港地としても栄え、朝鮮通信使も幕府の慶賀などのために度々寄港。
福禅寺が迎賓の場所として使われました。福禅寺本堂隣の「対潮楼」は1690年頃に客殿として建てられたもので、賓客の宿舎として使われました。座敷からは瀬戸内海の絶景が広がり、朝鮮通信使の従事官の李邦彦が「日東第一形勝」(対馬より東で一番美しい景い勝地という意)と賞賛しました。
最近では、映画のロケ地や演歌の舞台となるなど、注目を集めています。
https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/site/sights-spots/31144.html

福山市立動物園

福山市立動物園

福山市立動物園は、広島県の東部、JR福山駅から北西15kmの位置にあり、緑の木々など四季折々の自然が奏でる極めて良好な自然環境のもと、家族ぐるみのレクリエーションの場として、また動物たちとのふれあいや生き生きと生活する動物たちを間近で観察することを通して豊かな情操を養う社会教育施設として多くの方々に親しまれています。

〈福山市立動物園〉広島県福山市芦田町福田276-1http://www.fukuyamazoo.jp

    飼育動物数(2020年9月末現在)

  • ・哺乳綱 9目 17科 28種 122点
  • ・鳥綱 11目 15科 21種 335点
  • ・爬虫綱 4目 6科 9種 46点
  • ・総計 24目 38科 58種 503点

素盞嗚神社(すさのおじんじゃ)

素盞嗚神社(すさのおじんじゃ)

600年代天武天皇の時代に創建されたといわれる神社。素盞嗚尊を主祭神としてまつり,平安時代中期から祗園祭が始まったといわれています。境内には江戸時代に再建された菅原道真をまつる本地堂があります。また,戦国時代に相方城から移築されたという伝承のある城門2つが現存しています。
1000年以上続く祗園祭は,歴史と伝統がある上,大変にぎやかなことで知られています。最終日の夜には,三体の神輿が集まり,勇壮な神輿合わせ(けんか神輿)が繰り広げられます。
また,風土記逸文に由来する「茅の輪くぐり」も毎年行われています。
〈素盞嗚神社〉広島県福山市新市町戸手天王1-1
http://susakuma.com/